著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

仕事もマスクもない…わが芸能プロは緊急事態だ~!

公開日: 更新日:

 今回はクルクルカラ~ン! の俺の人生ルーレットはなし!!

 新型コロナウイルスの感染拡大により、政府が4月7日に「緊急事態宣言」を7都府県に出しました。そのひとつに入っている東京に住む俺もボ~ッとしちゃいられない! というわけで、今回は「緊急事態笑撃回顧録」と題して、現在の俺の周辺の状況をお伝えするのだ。

 まず、この自粛により多くの人々を悩ませている仕事激減問題ですが、多分に漏れず我が芸能プロダクションTAP(タップ)も身動きがとれない状態です。

 レギュラー番組を持つタレントの現場には感染予防を徹底してマネジャーが同行していますが、いわゆる営業「うちのタレントをぜひ、次のドラマでお願いします!」「ゲスト出演でひとつどうか……」等々はテレビ局や制作会社が感染予防で封鎖しているので(それどころか社員でさえテレワークに切り替え、出社を減らしています)、もはや四面楚歌? いずれにしろこの先を考えたら……いや、考えることさえ恐ろしや~なのです。

 そんな中、会社内で普段でも「何もせんむ」と陰口を叩かれている俺なんて「専務は絶対に出社しないでください!! そもそも専務自体がウイルスの根源みたいなもんなんですから!!ヒャ~近づかないでください、普通は人と人との距離は2メートルですが、専務は20メートルにしてくださいね!! それからマスクは5枚重ねでお願いします、シュッシュッ!!(アルコールを全身に吹きかけられる)」というスゲー扱いを受けているので、会社に行っていないのです……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景