著者のコラム一覧
ダンカンお笑いタレント・俳優・放送作家・脚本家

本名・飯塚実。1959年、埼玉県毛呂山町生まれ。落語家を目指し立川談志に弟子入り。「立川談かん」として活動した後、たけし軍団入り。お笑いタレント、俳優、放送作家、脚本家と多才で、現在はTAPの専務取締役。

俺は見た!野村克也夫婦がいかに克則くんを溺愛していたか

公開日: 更新日:

 クルクルクル、カラーンで、今回は2020年東京五輪パラリンピック・イヤーの今年、現代なのだ。

 新型コロナウイルスの感染は気になるところだが、プロ野球ファンにはいよいよ球春到来、お気に入りのチームや選手の一投一打に胸躍らせる季節がやってきた。

 その一方でどこか寂しさを感じている野球ファンも少なくないのではあるまいか。2月11日あまりも突然、名選手、名監督だったノムさんこと野村克也氏が逝った……。

 実はその3週間前、1月21日に帝国ホテルで行われた400勝投手金田正一氏のお別れの会で、足腰は弱っているものの、ミスターこと長嶋茂雄氏と並んで献花をする毅然としたその姿をこの目で見ているだけに、俺の中ではどこか釈然としない訃報であったのだ。

 この突然の出来事がたとえば、奥さんのサッチーがまだ健在であったならば、「ムムム……サッチー、財産目当てについに毒を盛ったか……」と思ったのだろうが(思うんじゃねーよ!この不謹慎ヤロー!!)。

 しかし、もうあのノムさんのボヤキ節(解説)をテレビなどの前で聞けないと思うと寂しいと思っている人も多いことだろう……まして、ノムさんは俺の愛する阪神タイガースの監督(99~01年)をしてくれたり、俺が30年近く記事を書かせていただいているサンケイスポーツの評論家を務めていた関係で、球場で数限りなく顔を合わせていただけに、胸のどこかにポッカリと穴があいたような気持ちなのだ……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(22)撮影した女性500人のうち450人と関係を持ったのは本当ですか?「それは…」

  3. 3

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  4. 4

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  5. 5

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  1. 6

    参院選で公明党候補“全員落選”危機の衝撃!「公明新聞」異例すぎる選挙分析の読み解き方

  2. 7

    「愛子天皇待望論」を引き出す内親王のカリスマ性…皇室史に詳しい宗教学者・島田裕巳氏が分析

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    松岡&城島の謝罪で乗り切り? 国分太一コンプラ違反「説明責任」放棄と「核心に触れない」メディアを識者バッサリ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒