渡部建のゲスぶりで問われる事務所の“ゆるゆる”と危機管理

公開日: 更新日:

 トイレ不倫アンジャッシュ渡部建のピンチヒッターとして、相方の児嶋一哉(47)は12日、渡部がレギュラーを務めるラジオで謝罪した。時を同じくして、妻の佐々木希もSNSで謝罪。周囲は、渡部の尻拭いに奔走している。芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「内容が衝撃的すぎて考えが及びませんが、所属事務所の危機管理の問題が非常に大きい。相方の児嶋さんが『僕なんかより全然売れてるってのもあって、立場的にもなかなかアイツを叱るのがしづらくて』と言っていた背景には、何かしらの噂が周囲の耳に入っていたと私は受け取ります。所属事務所の人力舎は他の事務所より芸人さんの取り分も多く、活動が自由ともっぱらです。そんな中、自己プロデュースで成功し、事務所の稼ぎ頭になった渡部さんには誰も忠告できなかったのでしょう。しかし、自由と野放しは別。“浮気は芸の肥やし”なんて昔のこと。コンプライアンスも含め、毅然と忠告すべきでした」

 同じ人力舎所属芸人ではアンタッチャブル柴田英嗣(44)や東京03の豊本明長(45)も過去に女性関係のトラブルが発覚。“ゆるゆる”の事務所事情をあるテレビ関係者がこう明かす。

「先代の玉川善治社長が2010年に急逝し、息子が後を継いだこともあり、現社長が古参の芸人にモノ申せないようです。そのうえ、自らグルメ分野を開拓し、音楽番組の司会にまで上り詰めた渡部さんに何も言えなかった。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長と同じで、お人よしのお坊ちゃんなんです。とはいえ、事件が明るみに出る前に忠告して、食い止めるのが事務所の仕事でもあるんですけどね」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    元大食い女王・赤阪尊子さん 還暦を越えて“食欲”に変化が

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑