チャンミン結婚へ 東方神起とJYJにみる韓国芸能界の光と影

公開日: 更新日:

 韓国での人気はもとより、日本でも韓流アーティストを代表するアイドルグループとして、不動の地位を確立した東方神起のチャンミン(32)がついに結婚する。

 チャンミンはコメントを発表し、メンバーのユンホ(34)や所属事務所に対する感謝の意を述べた。そこで気になったのは、元メンバーに対してのメッセージはひとこともなかったことだ。やはり、そこには、分裂騒動から約10年経た今も、修復しがたい大きな溝があると言わざるを得ない。

 ファンであれば、誰しもが知っているが、東方神起は元々、5人のメンバーから構成されていた。分裂騒動が起こったのは、今から約10年前。元メンバーであるジェジュン(34)、ユチョン(34)、ジュンス(33)が契約を巡って所属事務所を相手取り、裁判を起こしたのだ。裁判は泥沼化し、結果、和解したものの、3人はJYJとして、別の道を歩むことになった。

「分裂する前、5人の中で、一番人気をほこっていたのは、ジェジュンでした。センターもつねにジェジュンでしたからね。だから、当初は、JYJのファンクラブの会員のほうが多かった。東方神起の大黒柱を失い、当初はどうなることかと思いましたが、さすが、韓国を代表する大手事務所なので、5人の中で、一番年下で、まだあどけなかったチャンミンを鍛え上げ、見事、ユンホとともに、2人の東方神起を成功させました」(芸能事務所関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波