ギター漫談・堺すすむさん「な~んでか」誕生までは20年

公開日: 更新日:

「毎週やりましょう。ネタありますか」

「ナンボでもあります! 3年間、ためてましたから」と(笑い)。

 そのラジオ番組でやり始めたら民放の仕事も入り、全国に広まった。レコードが出て、本が出て一気にブレークしたんですよ。

 でも、「な~んでか」がヒットするまでも、劇場の仕事はありましたから、生活は安定してましたけどね。

 モノマネは好きですし、飽きてもいなかったから、その後にディナーショーでは歌マネもやってました。でも、若いお客さんはモノマネやっていたことを知らないから、「堺さんてモノマネも上手じゃんか! モノマネの番組に出れば?」と言われたりして(笑い)。そう言われるくらい「な~んでか」の芸人になっていたんですね。

 今は「な~んでか」のネタを作ることで頭がいっぱい。ギターの練習はあまりしないので、ギターは下手になりましたけど。

 まだ引退するにはちょっと早いかな。事務所に若い芸人さんがたくさんいますから、もうちょっと頑張ろうと思います。「な~んでか」の他にもう一つ楽しい歌を作りたいと思ってます。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった