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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

怪物を仕切る団長安田こそ規格外のストイックモンスター

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「明日以降の食事を考えないといけない……」(団長安田/TBS「水曜日のダウンタウン」7月22日放送)

 かつて、この番組で24時間自転車から降りずに乗り続けた安田大サーカスの団長安田(46)が、「我慢頂上決戦」に挑んだ。相手はスタッフから「少しお待ち下さい」と言われ、どれだけ待てるかの検証で6時間半無言で待ち続けたオードリー春日俊彰だ。

 いくら高温でも、通常なら46度程度で行われる熱湯風呂を49度(しかも1分ごとに1度上昇)で行う「超熱湯風呂対決」では「もう肌がただれてもこっから出ないです」と意気込み、「ただれろ!ただれろ、ただれろ、もう!」と気合を入れていた団長。沸騰おでんを食べきる「激熱おでん対決」が終わった後、「口の中大変なことになってるでしょ?」と聞かれて、返した言葉を今週は取り上げたい。団長は食事が難しくなるくらい頑張ってしまうのだ。

 スタジオの松本人志からは「面白いことなんて一切言わない」とツッコまれていたが、勝負事になると団長はいつだってストイック。どこまでも“マジ”になる。現在も自転車競技やトライアスロンに没頭し、さまざまな大会に出場。「自転車芸人」を名乗っている。

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