著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

情報番組や報道系でも“顔”に 「お笑い芸人MC」を採点する

公開日: 更新日:

さんまはネット民攻撃なんのその

 例えば明石家さんま。小林繁投手の形態模写で人気者になったのは70年代のこと。以来四十数年間、変わらず第一線で活躍し続けている。

 新しいもの、物珍しいものにすぐ飛びつき、ユーチューバーを引っ張り出してはありがたがる風潮のテレビにあって「ユーチューバーは敵」と堂々と公言。それゆえ、昨今は女性ゲストに対しての発言を「セクハラだ」「時代錯誤だ」「老害だ」とネット民に攻撃されることも多いが、意に介さず笑いを提供する。

 多くの中高年はさんまと同じだけ年を重ねてきたわけで、発言を「セクハラ」「パワハラ」と目くじら立てるのはヤボとわかっている。

 さんまは娯楽の王様だったテレビの象徴的存在なのかも。

 16日「さんまのまんま秋SP」でも東山紀之から娘の話を聞き出し、吉高由里子横浜流星のいいところを引き出した

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」