著者のコラム一覧
高倉文紀女優・男優評論家

札幌市生まれ。女優・男優評論家。Webサイト「タレントパワーランキング」(アーキテクト=https://tpranking.com/)、雑誌「日経エンタテインメント!」(日経BP社)などで女優や女性アイドルなどの取材・分析を手がけるほか、テレビ番組や週刊誌などにコメントを提供。インタビューしたことがある現役の女優は300人以上を数える。note個人クリエーターページ(https://note.com/tokyodiorama/)。

土屋太鳳は“ピュアな努力家”等身大の役を自然に演じられる

公開日: 更新日:

 明るいキャラクターを持ち味に演技だけでなく幅広く活躍を見せている土屋太鳳が、11月20日公開の「フード・ラック!食運」でEXILE NAOTOとダブル主演。食通で知られるダチョウ倶楽部の寺門ジモンが初監督を手がけた“焼き肉映画”で、土屋はグルメ情報サイトを立ち上げる編集者・竹中静香役を演じる。

 プライベートでも肉が大好きだという土屋太鳳が見せた華麗な「食べる演技」はエンターテインメントとしての「食べる」というプロの技術を感じさせる。

 土屋太鳳は1995年2月3日生まれ、東京都出身。角川映画、ソニー・ミュージックなどの共催で2005年に行われた「ミス・フェニックス」で審査員特別賞を受賞。雑誌の取材でグランプリ発表会場に行っていて「女優・土屋太鳳」誕生の瞬間に立ち会うことができたが、まだ小学生だった彼女はすごく小さくて、子供で、それでいて女優らしさの片鱗は既に醸し出していた。

 その後、10年に特撮映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE」でエメラナ・ルルド・エスメラルダというお姫さまを演じたときに当時筆者が番組MCを担当していたスカパー!の女優情報番組にゲスト出演してもらった。そのときに初めて話をして感じた、心がピュアな努力家という印象は、オトナの女優になった今も変わっていない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い