新潮の裏口報道裁判で勝訴した太田光が語った譲れなかった一線

公開日: 更新日:

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(55)と「週刊新潮」をめぐる「裏口入学報道」をめぐる名誉棄損と損害賠償を求める裁判で、東京地裁は21日、記事は「内容が真実であることの証明があったとはいえない」として、発行元の新潮社側に記事の削除と440万円の支払いを命じた。新潮社は「控訴する」とのコメントを出す一方、太田が同日に記者会見を開き、判決の受け止めを語った。

「多目的トイレを利用したことに対し、お詫び申し上げたい」「大みそかの番組に出るかどうかは私の口から言えない」「(タイタン所属の)ウエストランドがM-1で何の痕跡も残せなかったことをお詫びしたい」

 発言の冒頭、お笑いコンビ「アンジャッシュ渡部建(48)の「多目的トイレ不倫」を引き合いに記者の笑いを誘った太田。質疑応答でも「中刷り(広告)」を「中出し」、「週刊新潮は私が世界一好きな雑誌」「(440万円は)わたしには一銭も入らない」などと、冗談や皮肉を織り交ぜてかわしていたが、真顔で語気を荒げたのは「あの記事で一番嫌だったのは……」と切り出した時だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  5. 5

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  1. 6

    「好感度ギャップ」がアダとなった永野芽郁、国分太一、チョコプラ松尾…“いい人”ほど何かを起こした時は激しく燃え上がる

  2. 7

    衆院定数削減の効果はせいぜい50億円…「そんなことより」自民党の内部留保210億円の衝撃!

  3. 8

    『サン!シャイン』終了は佐々木恭子アナにも責任が…フジ騒動で株を上げた大ベテランが“不評”のワケ

  4. 9

    ウエルシアとツルハが経営統合…親会社イオンの狙いは“グローバルドラッグチェーン”の実現か?

  5. 10

    今井達也の希望をクリアするメジャー5球団の名前は…大谷ドジャースは真っ先に“対象外"