著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

三者三様の魅力 ジャングルポケットは今が一番いい状態

公開日: 更新日:

「最近、ジャングルポケットの2位争いがヒドいんですよ」(斉藤慎二テレビ朝日「ロンドンハーツ」1月26日放送)

 クドい顔立ちと暑苦しい強烈なキャラに加え、近年では「全裸監督」のモノマネでも脚光を浴びる斉藤慎二(38)。彼はおたけ(38)、太田博久(37)とのお笑いトリオ「ジャングルポケット」の一員だが、そのトリオ内のパワーバランスについて語った言葉を今週は取り上げたい。言うまでもなく、「1位」は斉藤だ。

 もともと3人は吉本興業の養成所「東京NSC」で知り合った。おたけは当時、酔っぱらうと信じられないぐらい面白かったという。太田はそれがおたけの実力だと思い、こんなすごいやつがいるのならと、コンビ結成を持ちかけた。すると、その話を聞きつけた斉藤は「君たち2人が一緒にやるんだったら僕も入れてもらえないだろうか」と太田に相談。斉藤もまたおたけをスゴい人だと思っていたのだ。

 だが、トリオを組むと、その幻想が崩れていく。2カ月ほど経って「あれ? こいつ何もないぞって、だんだん分かって(きた)」(テレビ東京「あちこちオードリー~春日の店あいてますよ?~」20年5月5日)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束