櫻井翔に足りない役者の評価…4月ドラマに賭ける意気込み

公開日: 更新日:

 4月期に放送予定の連続ドラマ「ネメシス」(仮題、日本テレビ系)。内容は未発表ながら、嵐・櫻井翔(39)と広瀬すず(22)のダブル主演で、橋本環奈(21)、上白石萌音(23)といった旬の若手女優の名前がラインナップされていることから早くも話題になっている。

 特に上白石は、14日にスタートしたNHK大河ドラマ「青天を衝け」の出演と丸被りになので、“強引なキャスティング”ともいえる。共演者を鉄壁の布陣で固める日本テレビとジャニーズ事務所からは“絶対にドラマを成功させる”という強い意気込みを感じる。

 日本テレビ関係者によれば、「ネメシス」は映画化とパッケージになっているという。フジテレビが成功させた「コンフィデンスマンJP」のような青写真を描いているようだ。もっとも、それ以上に関係者が注目しているのが櫻井の役者生命だ。

■「謎解きはディナーのあとで」以来ヒットなし

 櫻井は2011年10月期の連続ドラマ「謎解きはディナーのあとで」(フジテレビ系)で北川景子(34)とダブル共演し、平均視聴率15.9%のヒットを記録。13年8月公開の同名映画も興行収入32億5000万円を叩き出した。ところが、その後が続かず。忙しいスケジュールの合間を縫って年間1本のペースで俳優を続けてきたが、運と脚本に恵まれなかったのか、「謎解き」を上回る成績を残す作品にはめぐり会えていない。最後の仕事は17年10月期の『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)で、平均視聴率は約9%。共演者に蒼井優(35)、多部未華子(32)といった演技派を揃えておきながらこの数字では厳しい。いつしか、櫻井は映画・ドラマ業界で“役者失格”の烙印を押されつつあった。それがなぜ今、連ドラの舞台に帰って来るのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ