著者のコラム一覧
インタビューマン山下ライター

1968年、香川県生まれ。92年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも17年に芸人を引退。現在はインタビュアー・ライター。

桂文枝が番組でコケている椅子は40年以上同じものを使用

公開日: 更新日:

 番組タイトルにもなっている文枝師匠の代表的なギャグ「いらっしゃ~い!」の秘話も教えてくれました。

「あれは僕が初めて作ったギャグなんです。ギャグが日本を制すと思っていたので谷啓さんの『ガチョーン』とか先輩のギャグをノートに書きだして『どんなギャグがはやるんやろ』と研究したんです。それでとにかくこの世界は舞台に出て行ってお客さんをつかまないといけない。だったら一番最初にお客さんの前に出て言う言葉をギャグにしようと考えたんです。それが『いらっしゃ~い!』だった」

 さらにこんな驚くべき事実もお話ししてくれました。文枝師匠は『いらっしゃ~い!』と言う時に片手を動かします。実はあのポーズ、最初はなかったそうなんです。そのポーズを付けるようになったきっかけは、なんと明石家さんまさんだったと言います。

「さんまちゃんが僕のモノマネをしょっちゅうやってたんですよ。『おまえら、ちょっとこい!』と言いながら髪をかき上げるようなポーズをしてて。そのイメージがあったんでしょうね。そのポーズを僕が逆にもらったんです」

 さんまさんがやる文枝師匠のモノマネから本人が逆輸入していたとは意外な話ですね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  2. 2

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  3. 3

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 4

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  5. 5

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  1. 6

    「台湾有事」発言から1カ月、中国軍機が空自機にレーダー照射…高市首相の“場当たり”に外交・防衛官僚が苦悶

  2. 7

    高市首相の台湾有事発言は意図的だった? 元経産官僚が1年以上前に指摘「恐ろしい予言」がSNSで話題

  3. 8

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  4. 9

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  5. 10

    高市政権の「極右化」止まらず…維新が参政党に急接近、さらなる右旋回の“ブースト役”に