インタビューマン山下
著者のコラム一覧
インタビューマン山下ライター

1968年、香川県生まれ。92年、世界のナベアツ(現・桂三度)とジャリズム結成、2011年に解散。同年、オモロー山下に改名し、ピン活動するも17年に芸人を引退。現在はインタビュアー・ライター。

桂文枝が番組でコケている椅子は40年以上同じものを使用

公開日: 更新日:

「新婚さんいらっしゃい!」(テレビ朝日系)で桂文枝師匠が40年以上同じ椅子でコケているのには理由があったんです。

 番組の制作スタッフによると理由は2つ。1つは、その椅子が転がりやすく文枝師匠がコケやすい。もう1つは、椅子は本来安定しているもの。ですから転がりやすい椅子が、どこにも売ってなくて替わりがなかったからだそうです。そこで文枝師匠の椅子だけはメンテナンスを繰り返し、40年以上同じものを使い続けているのです。

「新婚さんいらっしゃい!」では特別企画として何度か海外収録も行っています。その際に使用するのは現地で用意された椅子。しかし文枝師匠が座る椅子だけは、いつもの椅子を空輸します。椅子を空輸することが珍しいため麻薬などが仕込まれていないか厳しいチェックを過去に受けたこともあったそうです。

 ちなみにその椅子が転がりやすいためか、40年間で一度も文枝師匠はケガをしたことがないと言っていました。さらに文枝師匠は椅子からコケ始めた理由も明かしてくれました。

「新婚さんの出場者は素人さんですから、『ええ加減にせぇ!』とか、きつい言葉でツッコんだりできないんですよ。だから僕が『え~』ってコケてるのは、ひとつのツッコミなんです。ツッコミとしてコケるようになったんです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

    今オフ勃発「FA捕手大シャッフル」…侍Jの巨人・大城、SB甲斐を筆頭に中日、阪神も参戦か

  2. 2
    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 3
    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  4. 4
    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

    3Aでもボロボロ…藤浪晋太郎の活路を開くのは阪神復帰か? 日本ハム、オリックス移籍か

  5. 5
    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

    3人兄妹の末っ子だから年上と遊ぶ機会が多く、彼らと遊ぶだけの体力もあった

  1. 6
    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

    “辞めジャニ”野村義男は59歳で現役バリバリ!引く手あまたの秘訣は「第三の道」を歩んだこと

  2. 7
    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

    巨人・秋広が今季初昇格も阿部監督「全く期待していない」…のんきな性格がアダで早くも背水の陣

  3. 8
    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

    阪神・岡田監督が密かに温めていた「藤浪獲得プラン」が消滅していた…

  4. 9
    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

    当時日本ハムGMだった山田正雄氏が「この性格はプロでやる上でプラスになる」と確信した決定的瞬間

  5. 10
    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり

    人間性やスタンスが如実に表れたMLB挑戦時の「西海岸かつ小規模都市」へのこだわり