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平野悠「ロフト」創業者

1944年8月10日、東京都生まれ。71年の「烏山ロフト」を皮切りに西荻、荻窪、下北沢、新宿にロフトをオープン。95年に世界初のトークライブ「ロフトプラスワン」を創設した。6月、ピースボート世界一周航海で経験した「身も心も焦がすような恋」(平野氏)を描いた「セルロイドの海」(世界書院)を刊行。作家デビューを果たした。

大瀧詠一さんは「ニューミュージックのお葬式」と言った

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 フェイスブックには2300人以上のFB友がいるし、3月15日から毎週月曜(午後10時~)「新宿ロフト創始者 平野悠さんに何でも聞いてみようの会」をClubhouse(クラブハウス)で始めた。76歳にしては頑張っていると思っているが……音楽プロデューサーの牧村憲一さん(74歳)にはかなわないな。世界中で注目を集めている70~80年代の「シティ・ポップ」に関わった牧村さんが、当時の膨大な資料などをベースに記憶を掘り起こし、旺盛な発信力で世に問うている。「実に素晴らしい」と敬服している次第――。

 ロフトと縁の深い坂本龍一とRCサクセションの忌野清志郎が、資生堂のCM曲でコラボした「い・け・な・いルージュマジック」の仕掛け人である牧村氏が「99・99%できない」と振り返った。その後日談は――。

「面識のなかった坂本さんと清志郎さんは、楽しそうに曲作りを進めました。でも大きな問題に直面しました。資生堂から与えられた仮タイトルは『すてきなルージュマジック』でした。ところが2人とも、歌詞として書いた『いけないルージュマジック』がタイトルじゃないとやらないと言うではありませんか。資生堂の専務さんに体当たりで交渉しました。1時間ノンストップの説得で納得してもらいました。大人の判断をしてくださったのでしょう」

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