田村正和さんのダンディズム「つねにご自身を冷静に分析」

公開日: 更新日:

「インタビューでも私生活についてはほとんど語ることがなかった。3歳年上の和枝夫人との間に娘さんがいて孫もいるそうですが、バラエティー番組に出演することもないのでプライベートは謎に包まれていました。それもこれも余計な先入観を与えたくないという役者としての美学だったのかもしれません」(ベテランの女性誌編集者)

 芸能リポーターの城下尊之氏は言う。

「つねにご自身を冷静に分析され、どういう立ち居振る舞いが求められているのか、どうやったら楽しませることができるのか考えていた方だったと思います。それで、他にはない個性的なキャラクターを造形された。晩年はご自身で役者としての引退時期を見定めていたのでしょう、とても潔い身の引き際と評判でした。田村さんならではのダンディズムがありました」

 父阪妻や兄の田村高広は京都市右京区にある二尊院の墓所で眠っているが、田村自身の墓は横浜市郊外にあり、「田村家先祖各霊菩提」と書かれた墓石には「昭和六十三年吉月吉祥日建之 田村正和」と刻まれているという。

 京都の墓には長男しか入れないため、45歳にして墓を用意していた田村。昭和平成を生きたスターが令和の御代に泉下の人となった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る