紺野ぶるま 高校中退しお笑いの世界に飛び込むきっかけは

公開日: 更新日:

 それからも最悪でしたね。バイクの後部座席に乗っていたら衝突事故で骨折して全治3カ月、自宅療養中に卵巣嚢腫が見つかって入院し、さらにストレスから片耳が突発性難聴で聞こえなくなりました。

 そんな時たまたまテレビで見たのが「爆笑レッドカーペット」というネタ見せの番組。出ていたのはくまだまさしさんと鈴木Q太郎さん。2人がブルマー姿で出てきて「1枚のブルマーをピカチュウにならないように2人ではきます」というネタをやっていました。

 縁日で息を吹き込むとピュッピュッと伸びるオモチャありますよね。あのオモチャを黄色い角みたいに頭につけ、鼻息をするとピュッとピカチュウになるように鼻から管を通しておく。2人は1つのブルマーに片足を突っ込んで「今からピカチュウにならないようにはきます」というギャクを言って笑っちゃうわけです。すると鼻息が漏れて、ピュッピュッと黄色い角が出て、ピカチュウになっちゃうというネタです。それを見た私は嫌なことを全部忘れ、心の底から笑うことができた。くまださんが紺のブルマーをはいているのって変じゃないですか。靴だってお風呂で履く長靴ですよ。でも、やりたいこととか面白いことを、どうやったら人に見てもらえるのか真面目に考えたら、あの形になったということです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    長瀬智也が国分太一の会見めぐりSNSに“意味深”投稿連発…芸能界への未練と役者復帰の“匂わせ”

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  3. 8

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  4. 9

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  5. 10

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…