おいでやす小田 奇跡のブレーク引き寄せた強運と糟糠の妻

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 昨年末の「M-1グランプリ2020」で準優勝したピン芸人のおいでやす小田(42)とこがけん(42)のユニット「おいでやすこが」の勢いがとまらない。テレビ出演本数は、20年が35本だったが、21年上半期だけで160本とすでに4倍以上。同大会で優勝したマヂカルラブリー野田クリスタル(34)が危機感をあらわにするほど、目下、バラエティー番組でひっぱりダコなのだ。

 6月18日放送の「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)では、ふたりの半生を特集。小田は大学を中退し、00年に吉本のお笑い養成所NSCの門を叩いた。若い頃は、第2の松本人志を気取ってトガっていた小田は、いくつかのコンビを組むも芽が出なかった。

■無名時代の月収は2万~3万

 かつて小田は、日刊ゲンダイの「役者・芸人 貧乏物語」でも、無名時代の月収は2万~3万だったとして、こう話していた。

「アパートも酷かった。1階がスナックで、夜中の1時くらいまでカラオケをガンガンやる。もちろん防音なんてないから、閉店まで床が音圧で振動するし、おまけに、天井では毎晩、ネズミの大運動会……」

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