NHK朝ドラ「おかえりモネ」はココが変!気になる3つのこと

公開日: 更新日:

 モネの故郷の方言もなんか違う。標準語と方言が不自然に混ざり、そもそもどこの方言かと疑問だ。時にはこそばゆく感じてチャンネルを変えてしまった時も。とくにモネの敬愛する故郷の資産家の老女を演じる夏木マリのセリフは言葉のニュアンスを考えずに標準語をそのまま方言に訳している感じで、かなり違和感がある。方言指導が間違っているのだろうか。

 モネはテレビ局で働き始めたのを機にへアスタイルを変えた。故郷にいる時は前髪をまぶたの上まで垂らしていたのを、大人っぽく前髪をあげておでこ全開に。それをまだ見慣れていないのと、清原の顔を上向きにして唇をちょっと開いているようないつもの表情がそのままなので、イメチェンした髪形だけが際立ち気になって仕方がない。

 大阪制作の「おちょやん」、東京制作の「おかえりモネ」の中身の振れ幅は百八十度くらい、落差がすごい。ここまで極端だと視聴者は良し悪しより好き嫌いで見る。懐疑派には苦行のような朝の15分間になりそうだ。

(文=峯田淳/日刊ゲンダイ

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 3

    大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪

  4. 4

    巨人阿部監督はなぜ田中将大にだけ甘いのか…2試合連続炎上でさすがに二軍調整も

  5. 5

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  1. 6

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  2. 7

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  3. 8

    斎藤元彦・兵庫県知事が頑迷に貫く「治外法権」…公益通報を巡る国の勧告もガン無視

  4. 9

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  5. 10

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???