ミラノ五輪フィギュア女子代表「残り1枠」はジュニア女王の台頭で紛糾する可能性
全日本選手権19日開幕
来年2月のミラノ・コルティナ五輪日本代表選考会を兼ねた全日本選手権(19日開幕=東京・代々木第一体育館)を前に、日本スケート連盟は15日、フィギュアスケートの代表選考対象選手を発表した。
日本のシングルの出場枠は男女とも「3」。男子は鍵山優真(22)、佐藤駿(21)、女子は坂本花織(25)、中井亜美(17)が、日本連盟が定める各選考項目で上位に名を連ねた。
ミラノ五輪代表は、全日本選手権の優勝者が選出され、2人目以降は同大会2、3位、先のグランプリ(GP)ファイナル(名古屋)の日本勢上位2選手、世界ランキング上位3人から総合的な判断で選ばれる。
今季の結果などから判断すると、GPファイナル2、3位の中井、坂本の2人は当確。実質的に残り1枠を全日本で争う。
女子の3番目の椅子を巡っては、GPファイナル5位の千葉百音(20)、同6位の渡辺倫果(23)の他、GPフランス杯3位の住吉りをん(22)の三つ巴の争いになるとみられるが、結果次第では全会一致で決まりそうにない。


















