2025秋ドラマ、“料理男子”大賞を勝手に発表! 竹内涼真だけじゃない注目イケメン6選

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コクハク

秋ドラマ、あっちもこっちも料理男子

【燃えよ!イケメンファイル】

 今期の連ドラはいつもにも増して、料理男子が増殖していました。いいですねえ、料理男子。あっちのドラマでもこっちのドラマでも、エプロン姿のイケメンたちが料理の腕を振るっています。

 エプロンを纏った男子、イケメンぶりが上がるような気がするのですが、どうでしょうか。

【関連記事】「じゃあつく」竹内涼真もいいけど、テレ東の“26歳俳優”を推したい理由。クセつよイケメン達は一見の価値あり

timelesz松島聡と白洲迅にキュンキュン

 まずは「パパと親父のウチご飯」(テレビ朝日系)でW主演を務めたtimelesz松島聡と白洲迅です。

 それぞれの事情で子ども育てることになったシングルファーザーが共同生活しながら子育てに奮闘する、新しい家族のカタチを描いた物語で、無邪気な子どもたちの可愛さとシングルファーザーの2人が助け合いながら子育てする姿にキュンキュンしました。



 松島くん演じる千石哲は元カノからあなたの子よ、突然、娘を預けられる短気でケンカっ早い、が、情に厚い元ヤンキーの柔道整復師。白洲迅さん演じる晴海昌弘は仕事熱心なあまり、家庭を顧みず、妻に不倫されてしまう漫画編集者です。

 見どころはなんといっても、毎回、出てくる“ウチご飯”。料理が得意でない2人が子どもたちのために作る愛情たっぷりご飯に注目でした。

 そんな料理初心者2人が、料理を教わる先生を蓮佛美沙子が演じます。彼女に教わりながら、料理の腕も上達していく2人。見ているこちらも、料理の知識が増えて、お得なドラマでした。

 さらに、第3話放送終了後より、TELASAオリジナルコンテンツ「パパご飯の作り方」も配信。



 こちらはドラマ初出演のtimelesz猪俣周杜をナビゲーターに、撮影現場の裏側を紹介するもので、猪俣のクランクインに、自分の出番がないのに駆けつけた松島くんにメンバーへの愛と男気、優しさを感じました。

 エプロン男子+メガネ男子の白洲さんはもうそこにいるだけで絵になります。コミックの再現度が高いのも良きです。

草彅剛に「ビストロ・ザ・SMAP」を思い出す

 お次は、「終幕のロンド~もう二度と、会えないあなたに~」(フジテレビ系)の草彅剛さんです。彼が演じる鳥飼樹は、妻に先立たれたシングルファーザー。

 息子のためにせっせとご飯を作るのですが、料理をするつよぽんに、つい、「ビストロ・ザ・SMAP」のことを思い出してしまいます。メンバーカラー黄色をあしらったシェフ姿が懐かしい。あの頃はまさかグループがこんなことになるとは思いもしませんでした。

 毎週月曜日が楽しみだったあの番組。料理男子などという言葉がまだ無かった時代から、毎週毎週、ゲストをもてなす料理を作っていたSMAPこそ、“元祖料理男子”なのでは!?

草刈正雄のエプロン姿が見られるとは

 もうひとり、「小さい頃は、神様がいて」(フジテレビ系)の草刈正雄さんもレアなエプロン姿を披露してくれています。御年73歳。あの「真田丸」の父・真田昌幸さまがエプロン男子に転生なさるとは思いもしませんでした。

 草刈さん演じる永島慎一は、レコード会社に勤めを定年退職し、いまや料理はもちろん、家事全般を担当し、ご近所さんづきあいも積極的に。現役時代、仕事ばかりで家庭を顧みなかったことを反省し、もっか、妻(阿川佐和子)に絶賛、罪滅ぼし中という設定。

 世のお父さんたちも、草刈さんを見習えば、妻に捨てられることはないかと。

「ひらやすみ」(NHK)の主人公ヒロトを演じた岡山天音さんも、料理男子ぶりが板についていました。仲良くなった独居老人に譲り受けた平屋で、いとこのなつみ(森七菜)と共同生活をしますが、料理を作るのはヒロトで、なつみはもっぱら食べ専門。

 ヒロトの作るご飯は、人柄どおりの温かくて優しいものばかり。なつみが作った失敗作のアクアパッツアを美味しく食べられるようにカレーに作り直したこともありました。シマアジをまるごと1匹さばける腕前も大したもの。

 一家にひとりヒロトが欲しい、っていうかうちに欲しい、そんなふうに思いながら見ていました。

なんといっても勝男、竹内涼真

 とかなんだかんだ言っても、やはり、今期イチの料理男子は、やはり、「じゃあ、あんたが作ってみろよ」(TBS)の海老原勝男、竹内涼真さんでしょう。

「料理は女が作って当たり前」という昭和脳な男。同棲中の鮎美(夏帆)が作った手料理を感謝するでもなく、当然のように食べ、あげくの果てには「全体的に茶色が多いかな」というような感想を言ってしまうようなところがある。

 そんな勝男が鮎美にプロポーズしたところ、「ごめん無理」と断られ、鮎美は家を出てしまいます。

 勝男が好きだった“鮎美が作った”「筑前煮」。その味が忘れられず、その話を後輩に言うと、「筑前煮を創れば、彼女さんの気持が分かるのでは?」と言われ、自分で作ってみることに…。

 ここから料理に覚醒していく勝男が、このドラマの見どころでもあります。昆布で出汁をとり、食材を吟味し、スマホでレシピを見ながら、初めての料理と格闘する勝男、料理の腕前もどんどん上達し、小籠包まで手作りしてしまうほどに。

イケメン「エプロン男子」大賞はこの人!

 エプロン姿も凛々しい勝男。竹内さんはまさに適役。一部の報道で、吉沢亮さんがやるはずだったという記事が出ていましたが、勝男役は竹内さんでよかったのではないでしょうか。残念なイケメンという感じがぴったりハマっています。

 熱いところも涙もろいところも、まるっと竹内さんが演じることで、勝男のチャーミングなところがより際立っています。ウザ男から愛されキャラに。その過程がリアルに描かれているところがこのドラマの魅力で、エプロン男子の竹内さんはドラマの象徴のような存在になっているのです。

 というわけで、第1回イケメンエプロン男子大賞は、「じゃあつく」の竹内涼真さんに決定いたします。

(ボルドー太田/イケメンソムリエ)

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