著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

もりやすバンバンビガロはNSCの「落ちこぼれ」からNGKのレギュラーに

公開日: 更新日:

 一輪車に乗って客席から輪っかを投げてもらったり、くわえたフォークにリンゴを投げてもらったりと年齢に関係なく、誰もが見て楽しいパフォーマンスを披露してくれる「もりやすバンバンビガロ」君。特徴のある長い名前の「もりやす」はサッカー選手の名前。「バンバンビガロ」はプロレスラーの名前から取ったもので、先輩から命名されたそうです。

 実は彼、ジャルジャル、プラス・マイナス、銀シャリがいたNSC大阪25期生に在籍していたそうですが、本人に挨拶されるまで全く気づきませんでした。同期の子たちも当初はその存在を知りませんでした。というのも、当時は「新喜劇コース」があり、そちらで入学するも、自分には合わないと6月ごろに「漫才コース」へ移動、ここでも「周りが面白すぎてとてもやっていく自信がない」と、やはり3カ月ほどで来なくなり、わずか半年で典型的な「落ちこぼれ」状態になっていたのだそうです。

 しかしながら、人の運命というのはわからないもの。芝居の中で笑いを取るのは無理、漫才やコントで演じるのも無理、でも人を喜ばせたい、笑顔が見たいという思いだけは失っていませんでした。自分一人だけでできることはないかと思いあぐねている時に、誰に誘われるでもなく、あるところで開催されていた「大道芸フェスティバル」を見に行くことに。そこでジャグラーや風船人形作りを見ている子供たちの輝く目を見て「これならひとりでもできる」と思ったといいます。

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