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吉田賢フリーアナウンサー

1960年、広島県尾道市出身。83年にNHKに入社し、87年から大相撲中継を担当。以来、定年退職した2025年5月場所まで、実況アナとして活躍した。高校野球、メジャーリーグ、オリンピックなど相撲以外のスポーツ中継歴も豊富。出身地にちなんで「しまなみ親方」の愛称で親しまれている。

元NHK吉田賢アナが推すのは?「本命」大の里、「対抗」豊昇龍、「3番手」霧島…彼らを脅かすあの若手にも注目

公開日: 更新日:

 暑さも大敵となる名古屋場所。制するのは誰か。いや~難しい。実に読めない。今、幕内上位の力が拮抗しているのだ。そのうえ、このところは途中休場も出やすくなっている……などと考えると、誰が抜け出すか、なかなかスパッと言いにくい。悩ましい。

 それでも私は、「本命」に横綱大の里(26)、「対抗」に同じく横綱の豊昇龍(27)、3番手に大関霧島(30)――と、番付上位3人の名前を挙げたい。やはり長年大相撲を取材してきて、「相撲は番付通りにいってほしい」「横綱には、常に場所を引っ張る存在であってほしい」との思いがある。

■大の里は相撲勘次第
 
 そこでまず大の里だ。大の里をめぐっては従来、「状態が万全ならば、優勝ラインを引き上げて、それに付いてこられる力士はいない」という見立てをしていた。しかし左肩を痛め、この春、夏と2場所連続休場。今はまだ万全ではないだろう。ただ、先月のパリ公演を現地で取材したところ、トーナメント戦での動きはまずまずだった。先日も一門の連合稽古で、大関琴桜と相撲をとる稽古をこなした。少しずついいときの状態に近づいているようだ。このまま本場所で相撲勘を取り戻していけば、最後に一歩抜け出せるのではないか。

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