糸井重里氏“ウーバーイーツの清潔感”発言で炎上 実感してほしい配達員のリアル

公開日: 更新日:

 配達員に支払われる基本報酬は配達に要する時間、配達距離、受け渡し場所や届け先の件数で決まり、注文の多いエリアや時間帯ではインセンティブが加算され、1件あたりの報酬は300円程度とされている。報酬体系は今年5月から新しく変わり、その算出方法が明確でないという指摘もある。

 昨今は、副業で配達している人の他に、コロナ禍で失業した人が当面食いつなぐために配達するケースも増えている。
 
 配達の良し悪しは当然生じてくる。こうした利用者の不満をある程度消化するため、品物が届けられたのち、配達員の良し悪しを評価するシステムが設けられている。

 配達員ごとに「飲食店を経営していましたが、コロナで店を締めることになり、小学生の子供2人を養うために元気に配達しています」といった個々の事情が書かれているため、印象がよく応援したいと思えばチップをあげることができ、チップでたくさん稼ぐ配達員も少なくないとのこと。なかには、事実でない事柄を記載して同情を集める配達員もいるため、注意が必要だろう。

 いずれにしても、影響力のある糸井氏には実際に注文をしてもらい、実情を知った上での発言を改めて聞いてみたい。

(取材・文=小橋ケースケ)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    サントリーHD会長を辞任!新浪剛史氏の意外な私生活、趣味は「極妻」鑑賞と…違法薬物めぐり家宅捜索

  5. 5

    所属俳優の清水尋也「薬物逮捕」で社長・松田美由紀を待ち受ける“謝罪行脚”…8月には救急搬送、受難は続く

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    佐々木朗希、「9月限りで今季終了」に現実味…WS連覇へ一丸のドジャースでひとり蚊帳の外

  3. 8

    森保監督が38歳の長友佑都を日本代表に招集し続けるワケ…7月の中国戦はラスト通告だった

  4. 9

    サントリーHD新浪会長宅ガサ入れはすでに噂されていた? 報道より1週間先行していたX投稿に注目集まる

  5. 10

    小祝さくらは「加齢の影響」漏らしていた…ツアー6週連続欠場の深刻度