糸井重里氏“ウーバーイーツの清潔感”発言で炎上 実感してほしい配達員のリアル

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 配達員に支払われる基本報酬は配達に要する時間、配達距離、受け渡し場所や届け先の件数で決まり、注文の多いエリアや時間帯ではインセンティブが加算され、1件あたりの報酬は300円程度とされている。報酬体系は今年5月から新しく変わり、その算出方法が明確でないという指摘もある。

 昨今は、副業で配達している人の他に、コロナ禍で失業した人が当面食いつなぐために配達するケースも増えている。
 
 配達の良し悪しは当然生じてくる。こうした利用者の不満をある程度消化するため、品物が届けられたのち、配達員の良し悪しを評価するシステムが設けられている。

 配達員ごとに「飲食店を経営していましたが、コロナで店を締めることになり、小学生の子供2人を養うために元気に配達しています」といった個々の事情が書かれているため、印象がよく応援したいと思えばチップをあげることができ、チップでたくさん稼ぐ配達員も少なくないとのこと。なかには、事実でない事柄を記載して同情を集める配達員もいるため、注意が必要だろう。

 いずれにしても、影響力のある糸井氏には実際に注文をしてもらい、実情を知った上での発言を改めて聞いてみたい。

(取材・文=小橋ケースケ)

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