「歯止め」よりも「勇ましさ」…何もかも麻痺してなし崩しの「異常世相」

公開日: 更新日:
虚構の「勇ましさ」で危機をつくり煽る国防・軍拡(C)日刊ゲンダイ

「高市政権発足からまだ2カ月だが、この間、80年間で築き上げた平和国家の理念はことごとく、粉砕されている。従来ならば、内閣が飛ぶような暴言が常態化し、「核武装」まで飛び出し、世論も容認の仰天世相。危うい高市人気で、この国は一瞬にして壊されるのか。

  ◇  ◇  ◇

「やっと2カ月。ようやく走り始めたところだ」

 22日、東京都内で開催中の「2025年報道写真展」(東京写真記者協会主催)を訪れ、自身の写真パネルなどを観賞した後、こう語っていた高市首相。

 女性初の総理大臣に就き、政権発足からまだ2カ月だが、この間、日本が戦後80年で築き上げた平和国家の理念はことごとく、粉砕されていると言っていいのではないか。

「今と未来を生きる国民のために国力を徹底的に強化する」。臨時国会が閉会した17日の会見で「防衛力の強化」を訴えていた高市。実際、発足直後から高市政権が前のめりで取り組んでいるのは「国防・軍拡」に関する政策ばかりだ。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,876文字/全文3,307文字)

■関連キーワード

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    スマスロ『からくりサーカス2』にユーザーから厳しい評価 射幸性高い人気シリーズが直面する「2作目のジンクス」

  2. 2

    安青錦3度目Vはアッパレだが、私の大の里への評価は甘かった。両横綱よ「13勝の壁」を破ってみせよ

  3. 3

    東証で新たな動き…1月~7月までに上場廃止を選択する企業が過去最多のナゼ

  4. 4

    矢沢永吉が秋ツアーで"また"歴史を変える!「長者番付1位」と驚きの成り上がり秘話

  5. 5

    真夏の珍事? 共産党が“野党第1党”に大躍進したワケ…潜在読者掘り起こした電子版「赤旗日曜版」

  1. 6

    Snow Man目黒蓮と佐久間大介が学んだ城西国際大メディア学部 タレントもセカンドキャリアを考える時代に

  2. 7

    中京大中京から享栄へ、大藤監督が明かす“異例の転身”の真相

  3. 8

    巨人ドラ1候補に花巻東・古城大翔が急浮上! 父はG戦士「振り向けば古城」、岡本和真の後釜育成急務

  4. 9

    9月党人事を前に深まる鈴木幹事長とのミゾ…支持率急落の高市政権「裏金軍団復権」の時限爆弾

  5. 10

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ