“芸人の血と汗と涙”バラエティー番組がテレビから消える日…BPO審議開始で大打撃の番組多数

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「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー番組」が、BPO(放送倫理・番組向上機構)で審議されることが、このほど正式に決定、テレビ界が揺れている。対象となるのは在京キー局で放送された番組。今回の措置はあえて個別の番組を取り上げるものではないとしているが、「今回は警告でしょう。近い将来、相手の苦痛を笑いのネタにする演出を行ったバラエティー番組は容赦なくBPO審議入りさせたいとの思惑があるようです」(芸能プロ関係者)。

 NHKを除く民放のほとんどが、その手の番組を制作しているのは紛れもない事実。

「主に芸人らを対象にしたもので、いわゆる“イジリ”と称される演出の一つ。この種の仕事は、むしろ芸人にしてみれば『おいしい』仕事なんです。今回のBPOの意見勧告を聞き、バラエティー番組がこの種の演出をカットした場合、多くの若手芸人らは仕事を失うことになるでしょう。ドッキリや罰ゲームは、まさに若手芸人の主戦場だからです」(制作プロデューサー)

■日テレは大打撃

 その中でも、この規制でもっとも打撃を受けそうなのは日本テレビのバラエティー番組だと言う。

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