著者のコラム一覧
吉田隆記者、ジャーナリスト

1984年に写真週刊誌「FRIDAY」の創刊準備メンバーとして専属記者契約を結ぶ。87年の大韓航空機爆破事件では、犯人の金賢姫たちが隠れていたブダペストのアジトを特定、世界的に話題となる。初代「張り込み班チーフ」として、みのもんたや落合博満の不倫現場、市川染五郎(現・松本幸四郎)や石原慎太郎の隠し子、小渕恵三首相のドコモ株疑惑などジャンルを問わずスクープ記者として活躍。

<52>聖路加病院の名物院長からドン・ファンに届いていたお礼状

公開日: 更新日:

「あんた、べっぴんさんやね~」

 部屋に来る学生看護師さんに片っ端から声を掛けるのも当たり前のルーティンワークだった。

「今日は外出が許可されていますが、ホステス遊びは切り上げて時間には帰ってきてくださいよ」

「はいはい。分かりました」

 3日ほどかかった人間ドックでは外出許可が出ることもあったので、銀座まで一緒にタクシーで行ったこともある。私はそこで別れたが、ドン・ファンは一人で行きつけの店に行ったようだ。

「そういえば、日野原先生が亡くなりましたね。社長は、先生のことを知っているんですか?」

 2017年7月に名誉院長だった日野原重明先生が105歳でお亡くなりになったあと、この話題をドン・ファンに振ったこともあった。

「知っているも何も、親しくさせてもらっていたんやで」

「ホントですか?」

 話を盛るのが得意のドン・ファンであるからにわかには信じられない。

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