視聴率女王復活へ!米倉涼子「ドクターX」現場で見せた甲斐甲斐しい姿と意外な“ライバル女優”の存在

公開日: 更新日:

 あの“視聴率女王”が帰ってきた。

 この10月にスタートするドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子」(テレ朝系)で大門未知子に扮する米倉涼子(46)の近況が飛び込んできた。9月初旬に行われたクランクイン初日、100人以上のスタッフを前に檄を飛ばしたという。

「『このドラマに関してありがたいことに、収録前からいろいろと言われてきました。番宣だと思えばいいだけの話です。いずれにしろ“私、失敗しないので!”。最後までよろしくお願いします』とマスク越しに宣言し深々と頭を下げたんです。加えて、いまでは恒例となった麻布十番のかりんとの差し入れを一人一人に手袋をして渡していた。いつもと明らかに雰囲気が違っていました」(ドラマ関係者)

■ハンパない気迫

 さらにこんな話もある。

「とにかく米倉の気合の入り方はハンパではない。自分の出番が来るまでストレッチで体をほぐし、赤線の入ったヨレヨレになった台本を再度、見直しているんです」(芸能プロ関係者)

敵役・野村萬斎がムードメーカー

 結果、かつては待ち時間に米倉を囲んで和気あいあいと話をしていた勝村政信や鈴木浩介、遠藤憲一ら共演者も遠巻きに見守っている状態だとか。対照的なのは今回、大門の敵役として抜擢された野村萬斎(55)だという。

「ドラマのファンを公言する萬斎は収録が本当に楽しいらしく、米倉のオファーがあれば何度でもリハーサルに付き合っている。また収録分も米倉がNGを出せば、嫌な顔をせずに撮り直しに応じているんです。ある意味、ムードメーカーですね」(ドラマ関係者)

「科捜研の女」をライバル視?

 その米倉が絶対に口にはしないものの密かにライバル視しているのがドラマ「科捜研の女」シリーズでお馴染みの沢口靖子(56)だという。劇場版は大ヒットを記録。10月からはシリーズ21作目となる「科捜研の女」が2クールにわたって放映される。

「米倉は、かつて『科捜研』に圧勝していた視聴率を今回も達成できるかを非常に気にしているようです」(事情通)

 バラエティーでもドラマでも何かと理由をつけては沢口との共演を避けていると噂される米倉。対する沢口は……。

「凄いのは常に自然体なんです。実は驚きですが『科捜研』の視聴率について気にかけたことは一度もないそうです。自分でもなぜ、21作目まで続いたのか分からないと話しているそうです(笑い)」(前出の事情通)

 どうやら腹の据わった“女優力”は沢口の方が一枚上手かもしれない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波