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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

デビュー以来“初モノづくし”の嵐 ジャニーズ初の「ダブル結婚発表」で気になる部分

公開日: 更新日:

 嵐の輝かしい足跡をたどる報道を振り返ると、“初”の文字が目立つ。1999年9月、ジャニーズ史上初の「ハワイの船上でのデビュー」を振り出しに、事あるごとに初の文字が使われている。

 CDデビューは初登場1位。初の冠番組は日本テレビ系の「真夜中の嵐」。5人揃っての初主演映画「ピカ☆ンチ LIFE IS HARD だけど HAPPY」。初東京ドームコンサート、そして初の5大ドームツアーと続く。

「紅白」に初出場した翌年には初の白組の司会を務めた。2016年の紅白では初の大トリ。活動休止を発表した昨年でも日本レコード大賞「特別栄誉賞」を受賞し、番組初出演を果たした。さらに、大晦日に初の生配信ライブで活動休止とともに“初”も締めくくった。挙げただけでも“初”は10以上になる。

 紙媒体の世界でよく使われるインパクトの強い言葉には「衝撃」「独占」「直撃」など漢字2文字が多いが、「初」の1文字を冠にすることで見る人の目を引き、関心を持たせる。

 一連のジャニーズ報道でよく目にするのがCD売り上げで“初登場1位”の言葉。甲子園初出場で優勝する高校のように、これ以上ないインパクトだ。

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