著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

今季のプロ野球も佳境に…もし私が一流半のプロ野球選手だったら

公開日: 更新日:

 プロ野球のペナントレースも佳境に入ってきましたが、その裏で各球団から発表される自由契約選手。「引退」と自分から言える一流選手と違い、選手を続けたくても続けられない悲しい立場。そして今年は残れても来年は崖っぷちという選手も多くいることでしょう。だって毎年80人ほど入団するんですから当然同じ人数が毎年辞めなきゃいけないんですよね。

 そこでもし私が一流半の選手だったらどうやって長くチームに残れるかを考えてみました。まず一番簡単にできそうなのはベンチのムードメーカーですかね。基本控えですからベンチにいる時間がほとんどですので、攻守両方の時間でベンチから声を出せます。チームを明るくするという戦力で現役が延びそうです。できるだけ首脳陣のそばで張り切って声を出し覚えておいてもらいましょう。雨で中断中にはシートの上を水しぶき飛ばしてスライディングしておくとファンにも存在感をアピールできますね。明るい性格を買われて引退後は球団広報に採用されるかもしれません。

 あとタニマチとの付き合いは最優先に。一流ならばタニマチとの付き合いよりも鍛錬を優先すべきですが、一流半はすでに限界を感じてますから練習より人脈。タニマチを多く抱えて年間シートを売り歩けば球団の営業から「あの選手は70万円の席を50席売って3500万円の売り上げがあるのでもう1年現役で」なんてフロントに口利きしてもらえるかもしれませんし、タニマチ人脈は引退後の就職にも損はなさそうです。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  4. 9

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  5. 10

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々