著者のコラム一覧
三遊亭鬼丸落語家

昭和47(1972)年生まれ。長野県上田市出身。平成9年、三遊亭円歌に入門。前座名は「歌ご」。平成12年、二つ目に昇進し「きん歌」に改名。平成22年、「三遊亭鬼丸」襲名で真打ち昇進。NACK5「ゴゴモンズ」メインパーソナリティー。

落ちぶれたら誰も助けてくれない「弱肉強食」新自由時代の信任選挙でした

公開日: 更新日:

 ここまで腐敗した自民党を今回の選挙で国民は信任したわけですから、もうモリカケ桜もお蔵入り確定です。自民党は小選挙区の得票率では48%ですが65%の選挙区で勝利を収めるという選挙巧者ぶりを発揮。公明党との連携も板についてきて小選挙区の戦い方はお手のものです。この小選挙区制で2大政党政治を行うためにはもう立憲民主党はいらないのかもしれません。今の自民党の良識ある議員が党を割って維新と国民民主とで新党結成するぐらいのことが起きないと2大政党にはなれませんよ。黒対グレーのような争いにはなりますが白くてスカスカや赤がここまで選挙に勝てないとなると仕方ありません。まあそんな気概のある自民党議員はいないんでしょうが。

 弱者救済や富の再分配は今の日本にとても必要なことだと私は認識してましたが、どうやら弱者の皆さん自身(弱者と気づいてないのも含む)が選挙に興味がなければ手助けのしようもありませんね。自分の身は自分で守る、落ちぶれたら誰も助けてくれない弱肉強食の新自由主義の信任ですね。

*この記事の関連【動画】もご覧いただけます。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」