エイベックス松浦会長が文春の質問「贅沢三昧」にYouTubeで反撃 直接対決の軍配は?

公開日: 更新日:

<(浜崎あゆみとの動画について)反響があると思ったからやったんですよ。それが何かおかしいんですか?>

<もう昔のことなんかやめてくださいよ>

<来年の抱負? 日本一のユーチューバーになります。嘘だよ>

 などなど。ときには怒気を含ませながら話す松浦氏。

■本社ビル売却で財務体質強化

 それに対し文春オンラインは翌29日、「『今年もらったボーナスは一桁万円です』エイベックス社員の“悲痛な叫び”松浦勝人会長は“車・美食・NFT”の自由すぎるセレブ生活《質問状にYouTubeで生回答》」という記事を配信。

 同業他社と同様、コロナ禍で打撃を受けたエイベックスはこれまで希望退職を募り、南青山の本社ビルを売却するなどリストラを敢行。文春の記事は社員が苦境にあえぐ中、松浦氏の豪遊ぶりについて触れたものだった。

「20年3月からの1年間はライブが開催できず、21年3月期は前期比で40%ほどの減収で本業は赤字でしたが、不動産価格が高騰する中、南青山の本社ビルの売却で300億円近くの売却益を出し、最終益は前期赤字から一転、大幅な黒字を出しています。今期はコロナ禍が続く中でも音楽事業の売上増加などにより、11月には上方修正を発表。今期、来期と業績は緩やかに回復していく見通しです。音楽事業はもはや以前のようにミリオンが期待できる市場環境ではなく、収益をあげられるアーティストが育っていない中、伸びつつあるアニメやデジタルを強化している状況ですが、これらが会社の収益の柱になるかは全くの未知数です。給料を減らされた社員、リストラされた社員がいることを考えると、経営者が自らの豪遊を公にするのは気持ちのいいものではないでしょう」(市場関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」