嵐・松本潤「となりのチカラ」2ケタ発進も…矛盾だらけの設定をねじ伏せられるか

公開日: 更新日:

 嵐の松本潤(38)がテレビ朝日系で初めて主役を演じたドラマ「となりのチカラ」が20日、10分の拡大スペシャルでスタート。平均世帯視聴率は11.5%(ビデオリサーチ調べ=関東地区)だったが、早くも矛盾を指摘する声が上がっている。

 同作は、天海祐希(54)主演の「女王の教室」(日本テレビ系)、松嶋菜々子(48)主演の「家政婦のミタ」(同)ほか多くの高視聴率ドラマを手がけた遊川和彦氏(66)の脚本・演出。松本演じる中越チカラが、同じマンションの住人の悩みを解決していく社会派ホームコメディーだ。ところが、その解決方法が今の時代にそぐわない。

 第1話では、中越家の隣に住む部屋から悲鳴が聞こえたため、引っ越しのあいさつを口実に、強引に室内へ上がり込む。優雅な家族に見えたが、妻(映美くらら=42)と小学3年生の娘(古川凛=11)はエリート会社員の小澤征悦(47)演じる木次学に怯えており、最終的には虐待があったことを突き止める。

 他にも同じく引っ越しのあいさつとして、夜な夜な男性が出入りする部屋でルームシェアをする女性たち、凶悪少年犯罪事件の真犯人「少年A」と噂されている青年、震災で両親を失って祖母と暮らす高校3年生とも接触。今後、室内と住人の心に踏み込んで問題を解決していくのだろうが、プライバシーとセキュリティーを無視した侵入、お節介はかなり強引。従来なら、ご近所トラブルになりかねない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 4

    長女Cocomi"突然の結婚宣言"で…木村拓哉と工藤静香の夫婦関係がギクシャクし始めた

  5. 5

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  1. 6

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  2. 7

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  3. 8

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  4. 9

    菊池風磨率いるtimeleszにはすでに亀裂か…“容姿イジリ”が早速炎上でファンに弁明

  5. 10

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  2. 2

    長嶋一茂は“バカ息子落書き騒動”を自虐ネタに解禁も…江角マキコはいま何を? 第一線復帰は?

  3. 3

    トリプル安で評価一変「サナエノリスク」に…為替への口先介入も一時しのぎ、“日本売り”は止まらない

  4. 4

    "お騒がせ元女優"江角マキコさんが長女とTikTokに登場 20歳のタイミングは芸能界デビューの布石か

  5. 5

    【独自】江角マキコが名門校との"ドロ沼訴訟"に勝訴していた!「『江角は悪』の印象操作を感じた」と本人激白

  1. 6

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  2. 7

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  3. 8

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 9

    27年度前期朝ドラ「巡るスワン」ヒロインに森田望智 役作りで腋毛を生やし…体当たりの演技の評判と恋の噂

  5. 10

    今田美桜が"あんぱん疲れ"で目黒蓮の二の舞いになる懸念…超過酷な朝ドラヒロインのスケジュール