著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

脳梗塞で入院した三遊亭円楽は僕にはありがたい存在 本当に「いい人」なのだ

公開日: 更新日:

 いや、もう、芸能界でもコロナ感染が毎日のように報じられている。

 出演者の中に感染者が出た場合、どうするのかというのは、テレビ、映画、舞台などすべての芸能関連で準備がなされていたのだが、その想定を超える感染の増え方を見せているので、代役選定などで混乱している。

 そんな中、老舗ともいえる演芸番組「笑点」がピンチを迎えたと話題になった。後楽園ホールで1月29日と2月5日に予定されていた公開収録を中止。司会を務める春風亭昇太(62)、メンバーの林家たい平(57)が相次ぎ感染し、三遊亭円楽(71)は脳梗塞で入院したためで、昇太とたい平は無事に自宅待機が終わっているが、円楽は2月いっぱい休養する予定だ。

 笑点はこれまでも大ピンチを何度も乗り越えてきた。出演者のひとりが休むということは何度も経験している。故・桂歌丸師匠の療養時は残りのメンバーが補い、2019年の円楽の脳腫瘍入院の時には若手の春風亭昇也が代役を務め、昨年の林家木久扇の大腿骨骨折の際には、春風亭小朝と桂文枝の大物が代打出演した。今回も円楽不在の穴は埋められるだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が急失速か…参院選「台風の目」のはずが賛同率ガタ落ち、他党も街頭演説で“攻撃”開始

  2. 2

    ドジャース大谷翔平「絶対的な発言力」でMLB球宴どころかオリンピックまで変える勢い

  3. 3

    中日についてオレが思うことを言っちゃおう。一向に補強もせず、本当に勝ちたいのだろうか

  4. 4

    BoA、五木ひろし、さだまさし、及川光博…「体調不良で公演中止」が相次ぐ背景

  5. 5

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  1. 6

    参院選神奈川で猛攻の参政党候補に疑惑を直撃! 警視庁時代に「横領発覚→依願退職→退職金で弁済」か

  2. 7

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  3. 8

    教え子の今岡真訪が蹴った“倍額提示”…「お金じゃありません」と阪神入りを選んだ

  4. 9

    兵庫県警まで動員し当局が警戒…NHK党・立花孝志党首の“あり得ない”参院選の街宣ぶり

  5. 10

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界