桂文枝「新婚さんいらっしゃい!」司会引退報道に冷ややかな視線が目立つナゼ

公開日: 更新日:

 ネット上の反応はなぜか冷ややかだ。

 落語家の桂文枝さん(78)が7日、大阪の朝日放送で会見し、司会を務める人気番組「新婚さんいらっしゃい!」を3月末で退くことを発表した。

 文枝さんは「新婚さん~」の司会を1971年1月31日から始め、2015年7月2日に「同一司会者によるトーク番組の最長放送(44年127日)」としてギネス世界記録に認定された。今も記録は更新中だ。

 この日の会見で、文枝さんは「晴れ晴れとした気持ち」と言い、朝日放送に対しても「本当にありがたいの一言です」とコメント。文枝さんの「新婚さん~勇退」のニュースはすぐに報じられ、長寿番組を支えた名ゼリフ「いぁらっしゃぁい」を耳にすることができなくなることを惜しむ声が上がった一方、ネット上で多く見られたのが<遅いよね><引き際を誤った>といった冷めた意見だった。

「文枝さんは2016年2月に写真誌で演歌歌手との20年にわたる不倫関係が報じられ、17年末には日舞の先生との不倫関係も発覚。二度目の報道では、LINEでかわした性的な生々しいやりとりも暴露され、世間を仰天させました。『新婚さん~』は、新婚生活をスタートさせたばかりの初々しい2人が主人公。それなのに繰り返し不倫した司会者が『二人の夜は?どうなん?』なんて聞くのだから、視聴者も『はあ? お前が何言うてんねん』と嫌悪感を抱くのは当たり前でしょう。司会を退く報道に対してネット上で『遅い』などと冷めた反応があるのは、そういう理由だと思います」(在阪放送作家)

 すでに文枝さんの後任の人選をめぐって、いろいろな名前が取りざたされているが、文枝さんも「息がぴったり」と話題となった女優の片平なぎささん(62)とコンビを組んでいた頃が絶頂期だったのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波