ドジャース山本由伸は今季最短KO…球のキレを奪ったヤンキースの意地と恨み
「すごくいい打線だし、いろいろと対策をされていたように感じた」
日本時間2日、今季最短となる4回途中7安打4失点でヤンキース打線にKOされた山本由伸(26)がこう言った。
ロバーツ監督は「(球に)キレがなかった」と言ったが、立ち上がりから徹底して低めの変化球を見極められるなど「対策」を講じられたのは明らかだ。ニューヨーク特派員がこう言った。
「ヤンキースは前日に18点取られてドジャースに大差負け。本来ならニューヨークメディアに袋だたきにされるところですが、ニューヨークの話題はそれまで25年ぶりにイースタンカンファレンスのプレーオフ決勝に進出したNBAのニックス一色。マディソン・スクエア・ガーデンではパブリックビューイングが行われたほどです。ところが、ヤンキースが大敗した日にニックスも敗退。ドジャースに3連敗を食らおうものなら、ヤンキースのヒドさが浮き彫りになるところだった。首脳陣も選手も3連敗阻止に目の色を変えてました」
山本はここまで6勝3敗、防御率1.97と無双状態。対ヤンキース戦は昨年、ワールドシリーズも含め計2試合14イニングで1失点と完璧に抑えていた。