阪神藤川采配の奇々怪々…「佐藤輝明を三塁に固定、ヘルナンデスを外野で使うのが普通やろ」

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「こればっかりは、理解できへんよ」

 とは、コーチ経験のある阪神OB。昨29日のDeNA戦でもまた、4番で主砲の佐藤輝を右翼でスタメン起用した藤川球児監督の用兵に、

「新外国人のヘルナンデスを三塁で4試合連続スタメン起用していることで、佐藤輝が左翼、右翼とたらい回しにされている。内外野を守れるとの触れ込みで入団してきたヘルナンデスは春のキャンプでも外野の守備練習をやっていた。佐藤輝を三塁に固定し、ヘルナンデスを外野で使うのが普通やろ。佐藤輝も外野の経験があるとはいえ、4番のポジションをコロコロ変えるのは理解できへんし、不慣れな守備が故障につながったらどうするつもりなのか」

 と言うのである。

 主砲を外野に追いやるだけの打棒があるならまだしも、スタメン出場4試合でのヘルナンデスの打率は12打数2安打の打率.167。8試合の出場で本塁打はまだ出ていない。現時点で実力を判断するのはもちろん早計だが、そもそも大きな期待をされて入団した助っ人ではなかった。

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