日本ハム新庄監督エスコン3連勝で隠しきれないハイテンション…口では打線に不満も、怒濤のインスタ更新

公開日: 更新日:

交流戦までに貯金11をつくるのが目標だった。打つ方がよくない」

 打線への不満を口にしたのは日本ハム新庄剛志監督(53)。昨1日のロッテ戦で2試合連続サヨナラ勝ちを収めて本拠地エスコンフィールドで3連勝。29勝20敗2分けの貯金9とし、2015年以来10年ぶりに交流戦を首位で迎える指揮官は「交流戦は11勝7敗以上。それでいけたら乗っていける」と、現実的な数字を掲げ、セ球団との対戦を見据えた。

 就任4年目を迎える新庄政権の最多貯金17(24年)と比べればたしかに物足りないが、そんな発言とは裏腹に、自身のインスタグラムでは試合直後に早速、サヨナラ弾を放ったレイエスを絶賛するリールを投稿。5月31日のサヨナラ勝ちに関するリールを皮切りに、リール2本、ストーリーズ2本の計4本を24時間以内に次々とアップし、ファンを喜ばせた。

「本拠地3連勝でさすがにテンションが上がったのではないか。今季はビジターで16勝6敗2分けと高勝率を誇る一方、今回のロッテ3連戦前の時点で、ホームは10勝14敗と負け越していた。この日のエスコンの観客数は、座席のない入場券を含めて3万870人。球場の最大座席数(約2万9000)を上回る多くのファンが北広島に足を運んでいる。昨季のCSファーストステージを突破できたのも、ファンの大きな後押しがあってこそ。そのエスコンで負け越すことは、ファンを大事にする新庄監督にとって不甲斐ないことこの上なかったでしょうから」(球団OB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 2

    ドジャース大谷が佐々木朗希への「痛烈な皮肉」を体現…耳の痛い“フォア・ザ・チーム”の発言も

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    巨人に漂う不穏な空気…杉内投手チーフコーチの「苦言連発」「選手吊るし上げ」が波紋広げる

  2. 7

    星野監督は中村武志さんを張り倒した直後、3ランを打った隣の俺にも鉄拳制裁…メチャクチャ痛かった

  3. 8

    (1)身内すらも“監視し欺く”情報統制…機密流出犯には厳罰、まるで落合博満監督のよう

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  5. 10

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった