吉田鋼太郎「おいハンサム!!」60代ヒットメーカーの世界観が令和に刺さるワケ

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 1月期の地上波連ドラも中盤へ。阿部寛(57)主演の「DCU」(TBS系=日曜夜9時)や菅田将暉(28)主演の「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系=月曜夜9時)が世帯視聴率2ケタをキープしているが、北京五輪の影響もあって、数字だけ見ると今期は全体的に低調か。

「数字と評価は別物。世帯視聴率トップの『DCU』も、ネット上ではマイナスの意見のほうが多いくらいです。もっとも、それだけ見られている証拠でもありますが……」(エンタメ誌ライター)

 そんな中、視聴率に関係なく絶賛の声が多いのが、東海テレビ制作の“オトナの土ドラ”枠で放送中の吉田鋼太郎(63)主演「おいハンサム!!」(フジテレビ系=土曜夜11時40分)だ。CS放送の日本映画専門チャンネルとの共同制作によるホームドラマで、〈家族×食×恋をテーマにした最新コメディー〉(公式HPより)。

 伊藤理佐氏の漫画「おいピータン!!」や「渡る世間はオヤジばかり」などをモチーフに描かれるのは、吉田演じるちょっとややこしい頑固オヤジと、男を見る目がない3人の娘(木南晴夏佐久間由衣武田玲奈)と、それをのんびりと絶妙な距離感で受け止める母(MEGUMI)の5人家族の日常だ。

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