吉田鋼太郎「おいハンサム!!」60代ヒットメーカーの世界観が令和に刺さるワケ

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 脚本・演出・プロデューサーの3役を務める山口雅俊氏は、フジテレビ在籍時代に「ナニワ金融道」「ギフト」「カバチタレ!」「ランチの女王」など数々のヒット作を手がけ、独立後は映画「カイジ」シリーズやドラマ&映画「闇金ウシジマくん」シリーズを生み出してきたヒットメーカーだ。

「個性的なヒットメーカーの作品は良くも悪くも“〇〇ワールド”と言われやすいですが、山口さんの作品は“山口ワールド”をぐいぐい押す感じがなく、作品ごとに演者さんの個性をうまく引き出して世界観をまとめているので、飽きられにくい。3分に1回か2回は笑えるので、20~30代も気楽に楽しめると思います。『おいハンサム!!』は60分枠全8話で終わるのではなく、5分とか10分でもいいから、長く続けてほしいと思うドラマです」(前出の亀井徳明氏)

 前出のエンタメ誌ライターも、こう口を揃える。

「吉田さんが演じるステテコに腹巻きという昭和感たっぷりの父親のように、家族に持論をぶつけて、それをちゃんと家族が聞いてくれて、教訓として受け止めてくれるなんて、令和のリアルなお父さんにしてみたら“ファンタジー”ですよね。そういう“オヤジ”の悲哀を、60代の山口さんは押さえているように思います」

 派手な音響や思わせぶりな伏線で視聴者を引きつけようとする流れがエスカレートする中で、日常が淡々と進むホームドラマは、若い視聴者にとっても新鮮なのかも。

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