著者のコラム一覧
桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

NHK朝ドラ「カムカム」のラストは…さまざまな伏線は最後にどうまとまるのか?

公開日: 更新日:

 3人のヒロインで100年を描く朝ドラ「カムカムエヴリバディ」も残り1カ月あまり。先月26日、無事撮影がクランクアップ。通常なら花束を持ったヒロインを囲んでの集合写真などが出るはずだが、今回は写真もなく、コメントも制作統括者の言葉のみ。「ネタバレを避けるため」ということらしいが、そこまで厳重に隠されたら逆に知りたくなるのが人情というもの。どんなラストになるのか。

■安子とるいは再会して和解するのか

 上白石萌音が演じた初代ヒロイン・安子の岡山編、深津絵里演じる2代目ヒロイン・るいの大阪編と続き、今は川栄李奈演じる3代目ヒロイン・ひなたの物語で、るいはそのまま、ひなたの母親として続投している。

 そしてここにきて張り巡らされた伏線が最後にまとまるという目で見ているが、どうなる?

 まずは安子編の岡山の人たち。叔父にあたる勇(村上虹郎)とるいはその後一度も会わないままだ。雉真家の人たちのその後はどうなった?

 るいの大阪編。住むところも仕事もなく、家出同然に大阪に出てきた縁もゆかりもない娘を家族同然に育ててくれた「竹村クリーニング店」の夫婦の村田雄浩&濱田マリはどうしている? あんなにお世話になりながらあれ以来、一度も会ってないなんてことは……。京都~大阪間なんて小1時間もあれば行けるゾ。

るいの伯父・算太はあのままいなくなるのか

 錠一郎(オダギリジョー)はジャズバーの2階に住んでいたが、マスター(近藤芳正)には連絡をしているのか。このままだと夫婦揃ってとんでもない恩知らずだ。

 錠一郎の友人、トミー(早乙女太一)は東京へ行って成功したのか、ササプロの娘、笹川奈々(佐々木希)、るいと最初にデートした弁護士の片桐(風間俊介)は?

 ひなた編の謎はるいの伯父、算太(濱田岳)だ。再登場したかと思ったらサンタ黒須と名乗って回転焼き屋まできたのはいいが、「るい……」とつぶやいて逃走。安子の貯金を持ち逃げしたどうしようもない兄だから姪のるいに合わせる顔がないというのはわかるが……。そして働かない男・錠一郎。トランペットはマスターの所に預けたまま?

 一度少年野球を見ながら音符をメモする場面があったが、実は音楽を続けてましたというのではさすがに視聴者も納得しないだろう。

■上白石萌音とそっくり宮崎美子待望論

 最大の謎はやっぱり安子とるい、母娘のわだかまりが氷解するか。「アイ ヘイト ユー」のままで終わってしまうのはあまりに安子が気の毒。海の向こうでどうしているのか。仮に再会するとして上白石が老けメークで出てきても不自然極まりない。ここはそっくりと評判の宮崎美子に登場願ったら。上白石はひなたの娘役で再登場とか。ぐるぐる回るヒロイン輪! ってことで。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  1. 6

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  2. 7

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  3. 8

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  4. 9

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  5. 10

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に