ディーン・フジオカ「パンドラの果実」が描く“科学と命”は視聴者に受け入れられるのか

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 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「こういうのが好きな人はいるはず」と、こう続ける。

「第1話で“ロボットによる殺人”、第2話で“脳のデータを転送”と、現代科学の延長線上に起こりそうなことが題材。1990年代の米ドラマ『X-ファイル』や、“和製X-ファイル”とも呼ばれた95年の『BLACK OUT』(テレビ朝日系)と似た雰囲気です。アナログ系刑事役のユースケ・サンタマリアさんの立ち位置が視聴者側といった感じで、見やすいと思いますけどね」

 ネット上では<内容が陳腐><おディーン様はいいけど、岸井ゆきのが天才に見えない>など辛口の意見と、<テンポがよくて見やすい><先端科学と人間の心について考えさせられる>などの好感触が交差する。

 前出の亀井氏は「リアルタイムで視聴する年配層には敬遠されたり、海外ドラマ慣れしている人には幼稚に見えてしまったりで、視聴率では苦戦するかもしれませんが、地上波GP帯でこういうドラマは珍しいので、期待しています」。

■オジサンには懐かしくもあるが…

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