神代辰巳監督の幻に終わった企画に「芋虫」がある。これは江戸川乱歩の同名小説をベースに、泉鏡花の「河伯令嬢」と「瓜の涙」の要素も取り入れてひとつの物語にしたもので、神代監督と岸田理生が共同で脚本を書いている。映画は1981年12月にクランクインする予定だったが、諸事情によって製作…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,349文字/全文1,490文字)
ログインして読む
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】