早見優は40周年の節目に独立発表…熟成の季節を迎えた「花の82年組」の現在地

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「花の82年組」の実りの季節が話題である。

 アイドル全盛期の1980年代のなかで、大豊作とされた82年デビュー組。このほど早見優(55)は活動40周年の節目に所属事務所からの独立を発表したが、これも、熟成の表れのひとつに違いない。

「40年同じ業界、事務所に所属したことで、若返りを邪魔するR50の弊害のようにみる声もありますが、どうでしょうか。優さんは相澤(秀禎元会長)さんからハワイでスカウトされて所属したサンミュージック時代も、マネジャーが独立し設立して以降所属したキープスマイリングでも、お荷物だったことはない。その元マネジャーであり社長が昨年亡くなったことが独立の伏線だと聞いています」と、早見を知る業界関係者は言う。

 40周年アニバーサリーでは80年代のライブをDVDとCDでリリースの他、7月には「マザー」で実に26年ぶりとなるミュージカル主役を演じた。ここ数年ブームである80年代をネタにしたイベントでは引く手あまただし、ダンスに凝ってエクササイズをユーチューブで流したり、カルチャーセンターでワイン教室を開いたりも。

「これからも音楽・お芝居、様々なことにチャレンジしていきたいと思っています」とのコメント通り、たのしく、やりたいことをやっていこうという気持ちがあり、またそうした環境に恵まれているのだろう。

「お二人のお嬢さんは20歳前後。上智大の先輩後輩として出会った旦那さんは外資系銀行などを経て、企業向け市場調査会社の役員などをされているエリート。子宮筋腫で手術を受けられたこともありましたけど、今はますます健康に磨きがかかり、子育てもひと段落したことで、愛犬のプードルを抱いたり、のんびり散歩とか食事を楽しんだり。コロナ禍が終息したらポルトガル旅行を楽しみにしているそうですし、まあ悠々自適でしょう」と関係者は続けた。

 同期とは今も親交があり、松本伊代堀ちえみと「キューティーマミー」のユニットを組んで活動したことも。最近は三田寛子に誘われて、一緒に歌舞伎を観劇したとして、松本伊代と石川秀美との写真をSNSに上げ、変わらぬ美貌と称えられたものだ。

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