香川照之「性加害報道」で火だるま…3年以上前の一件がなぜ今になって外部に漏れた?

公開日: 更新日:

 性加害報道で火だるま状態の香川照之(56)。その乱行ぶりは目に余るどころじゃない、土下座で許されるレベルの話じゃないし、かばうつもりなんてサラサラない。だが、なぜ今になって外部に漏れてしまったのか、素朴な疑問は残る。

 すっぱ抜いた週刊新潮(9月1日号)によると、香川が東京・銀座の高級クラブのホステスに狼藉をはたらいたのは2019年7月5日のこと。3年以上前だ。

 そして香川の所属事務所が8月25日に発表した《ご報告の文面》では、《本人の至らなさで当該女性に不快の念を与えてしまったことは事実》だが、《お相手の方には、本人から深い反省と謝罪の気持ちをお伝えし、ご理解とお許しをいただいております》としている。

 そして《お相手の方のご了承を得て発信させていただいている》という念の入れようで、香川サイドと被害女性とは意思の疎通が図れていることをうかがわせる。

 ある芸能プロダクションの顧問弁護士がこう明かす。

「文面から見て、香川さんと被害女性の間に示談が成立しているのは間違いない。香川さんのような有名人の場合、示談に際して“守秘義務条項”を設けるのが一般的。誠意のある謝罪が大前提ですが、要するに《口外しないでください》とお願いするわけで、そのぶん示談金も上乗せしますし、違約金を設定することもあります。あくまで一般論ですが、香川さんサイドはもちろんのこと、被害女性本人から漏れたとも考えにくい」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった