吉沢亮「PICU」、川口春奈「silent」に見るフジの本気度…独自脚本でかつての勢い取り戻すか

公開日: 更新日:

 確かに2作品とも視聴率的には振るわない。「PICU」の世帯視聴率は初回こそ10.3%と2ケタ発進となったものの、第2話は7.5%とダウン。「silent」の世帯視聴率は初回が6.4%、第2話は6.9%と微増したが、大ヒットとは言い難い(数字は関東地区=ビデオリサーチ調べ)。

「『PICU』は《見るのがつらい》と離脱する視聴者が増えるかもしれませんが、本格派ドラマ好きの視聴者は残りそうで、一定の視聴率は見込めるはず。『silent』は初回放送直後からSNS上で《このドラマ、好き》と書き込む人が多いのが特徴で、口コミで広がりを見せています。今後、視聴率はまだまだ上がってくるんじゃないかと」(前出の山下真夏氏)

 月9枠を筆頭に、かつては多くの視聴者を夢中にさせたフジテレビ系の連ドラ。秋ドラマをきっかけに、かつての勢いを取り戻してほしい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった