吉沢亮「PICU」、川口春奈「silent」に見るフジの本気度…独自脚本でかつての勢い取り戻すか

公開日: 更新日:

《すごくいい!》《次回が楽しみ》なんて感想が多いのが、秋の連ドラ「PICU 小児集中治療室」と「silent」の2本だ。いずれもフジテレビ系での放送である。

 フジ月9枠でスタートした「PICU」の主演は、吉沢亮(28)。北海道で創設された小児専門の集中治療室PICUで、若手小児科医・志子田の成長を描く医療系ヒューマンドラマである。一方、フジ木10枠「silent」の主演は、川口春奈(27)。川口演じるヒロインの紬は、高校時代の恋人で一方的に別れを告げられた同級生の想(目黒連=25)と8年後に再会するが、想は聴力を失っていて……という設定だ。

「『PICU』『silent』の両ドラマに共通する感想は、《涙腺崩壊》《ひたすら泣いてる》というもの。確かにどちらを見ていても涙ぐんでしまうシーンが多いですよね。ただ、両者を比較すると、同じ涙でも感情が異なり、『PICU』は子どもの病気や怪我がテーマだけに、今のところ“つらい涙”が多め。『silent』は切なさに加えて絶妙にキュンという気持ちが入り混じった“複雑な涙”だと思います」と話すのは、ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった