著者のコラム一覧
井筒和幸映画監督

1952年12月13日、奈良県出身。県立奈良高校在学中から映画製作を始める。75年にピンク映画で監督デビューを果たし、「岸和田少年愚連隊」(96年)と「パッチギ!」(04年)では「ブルーリボン最優秀作品賞」を受賞。歯に衣着せぬ物言いがバラエティ番組でも人気を博し、現在は週刊誌やラジオでご意見番としても活躍中。

自分のことを考えた方が身のためだ。死んで花実が咲くものか

公開日: 更新日:

 イーロン・マスクという怪しい富豪の若造が、独裁者や差別者も利用しているツイッターを買収した。あんな気なぐさめの玩具でつぶやくくらいなら、駅前でアジるかデモをする方がずっと意気も上がると思うが。しかし、買収して社員を大量にクビにしたんじゃ、きっと誰かに恨まれて仕返しされるぞ。ヤツも、世の中、カネで買えないものはないと大勘違いしてる一人だろう。トランプのアカウント凍結は「道徳的に間違いで愚かなことだ」と擁護してたヤツだけに、あの永久出入り禁止だった差別主義者トランプに凍結を解いてやるかもしれない。トランプはファシストの白人たちの暴力をあおるだろう。分断社会がさらに分断してメチャクチャになりそうだ。マスクは広告収入が増えるだろうが。資産数千億ドル、それならツイッターなんか放っといて、世界中の貧しい子たちにチョコレートやジュースを配ってやってくれ。

 東京ディズニーランドじゃ、クリスマス祭りだ。世情など知ったことかとイタい女子の入場客が「クリスマスツリーに感動です」とテレビに映されて喜んでた。この島国は幼い国だ。また嫌な冬の到来だ。ここは耐えるしかないか。独裁者どもよ、消え失せろ。

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