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荒木経惟写真家

1940年、東京生まれ。千葉大工学部卒。電通を経て、72年にフリーの写真家となる。国内外で多数の個展を開催。2008年、オーストリア政府から最高位の「科学・芸術勲章」を叙勲。写真集・著作は550冊以上。近著に傘寿記念の書籍「荒木経惟、写真に生きる。荒木経惟、写真に生きる。 (撮影・野村佐紀子)

<110>オレは今、人形が一番生き生きしてるなって思っちゃってるんだ

公開日: 更新日:

見つけたときに女はこれだって思ったね

 人形もいろいろ撮ってきたけど、これ見つけたときに、女はこれだって思ったね、一瞬でね。目がいいんだよ、目が。これがいいぞって、気にいってるんだよ。女の象徴っていうかね、裸もずっと撮ってっけど、裸とかなんとかあるけど、これがオレの言う裸なんだよね。

 出会ったんだよ、だから、楽園に少女がいるんだ。久しぶりにほれたもんなぁ。

(構成=内田真由美)

※個展「荒木経惟 楽園ノ空」渋谷区神宮前・アートスペースAMで開催中(12月12日まで)

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