ネトフリ"抗議"に紅白問題…何をやっても受信料批判に繋がる「NHKの嫌われ度」

公開日: 更新日:

 ほかにも、「そもそも受信料で制作した作品を他社に提供する必要がない」とか「海外には無料で配信するつもりなのか」などとした怒りの投稿も多い。

 さらに大みそか放送の「第73回紅白歌合戦」の出場歌手発表はいまだに炎上中。ジャニーズ事務所所属グループが6組、KーPOPアーティストが5組と受信料を支払っている中心層とみられる中高年の馴染のない歌手が並んだからだ。

「紅白の番組制作側は発表時の報道陣の取材で『韓国のグループは世界を意識している』として、KーPOPの勢いを感じてオファーしたと報じられました。10月に日本デビューした『IVE』に内定を出したのもそのためで、若年層を意識したのでしょうが、そもそもとして、国民から受信料を徴収して『海外発のアーティストを5組もPRするのか』などと"クレーム"も聞かれます。NHKは今年度の『第2四半期業務報告書』で、4月~9月の半年間に受信契約者数が約19.8万件減少したことが分かっています。来年10月からの受信料を10%値下げすると発表し、"譲歩"の姿勢を見せたり、ネットフリックスの件のようにイメージダウンとなる問題にはすぐに対処し、朝ドラや紅白などは話題性を先行させてきました。ですが、何をやっても、結局は受信料批判に繋がる悪循環に入ってます」(テレビ誌ライター)

 受信料収入で成り立っている以上、国民の"監視"を避けられないだろう。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  3. 3

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  4. 4

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  5. 5

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  1. 6

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  2. 7

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  3. 8

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも