結婚したキスマイ横尾渉に「脱退しろ」とファン厳しい声…また一歩近づいた“帝国崩壊”

公開日: 更新日:

「ジャニーさんが言った"適齢期"とは、単純に年齢のことではありません。芸歴はもとより、事務所への貢献度、そういったものを全てひっくるめてファンのことも納得させられるタイミングでの結婚なら応援されるという意味でしょう。ですから国分さんの結婚は祝福された。しかし、全てのアイドルが一般人と同じように自由に結婚するべきとおっしゃったわけではないと思う」(芸能プロダクション幹部)

 今回のキスマイ横尾の結婚をジャニー氏が述べた言葉と照らし合わせば、"適齢期"と言えないのは明らかだろう。だから、ネット上ではファンから「脱退しろ」などと横尾に対して批判的な声が上がっている。

 こうした反応を見越した上でジャニーズ事務所が横尾の結婚を認めたのは、「事務所にとってさほど重要な存在ではなかったからではないか」という見方もある。

「キスマイはかつてのSMAP育ての親で、飯島三智さんのマネジメント下で育成されたグループです。その飯島さんは、後継者争いの末、亡きメリー喜多川会長にSMAPメンバーもろとも事務所を追い出されたので、現在のジャニーズ事務所の体制下では、キスマイの存在は浮いています。つまり、横尾くんが結婚してファンが離れようとグループの勢いが落ちようと、(故メリーさんの遺志を継承する一人娘の)ジュリー藤島景子現社長にとっては"重要なこと"ではないのかもしれない。ただ、芸能界全体的に結婚に対しての壁が低くなっている昨今、アイドル王国のジャニーズ事務所が『横尾くんレベルでも結婚が認められた』となれば、所属する若手タレントたちへの示しがつきません。アイドルとしての規律が乱れ、次々に異性との交際や結婚などに走る後輩もこれから出てくると思いますよ」(民放テレビ局関係者)

 横尾の結婚を認めたジャニーズ事務所は、パンドラの箱を開けてしまったようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」